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2016年 城北埼玉中 算数 問1(6) ~等積部分の発見~

2020年8月3日
読了時間: 1分

AB=4cmの直角二等辺三角形とBCを直径とする半円から、斜線部分の面積を求める問題図。

2016年の城北埼玉中。

実は、ある有名な図形を変形したものです。

以下の解説では、ひとまずそれには触れず、一般的な解法で解いています。

「等積部分の発見」を利用すると、計算が省けて良いですよ。













おうぎ形と半円の面積が等しいことからア=ウを導き、斜線部分の面積を8cm²と求める解説図。

解き方のポイント


この問題では、斜線部分を直接計算するよりも、面積の等しい図形を見つけることがポイントです。解説図では、三角形ABCを「ア」、その外側にある白い部分を「イ」、斜線部分を「ウ」としています。


「ア+イ」は、Aを中心とする半径4cm、中心角90°のおうぎ形です。その面積は、4×4×3.14÷4=4×3.14(cm²)となります。


次に、BCを直径とする半円「イ+ウ」の面積を考えます。その半径を□cmとすると、解説図の小さな正方形の一辺も□cmです。この正方形は対角線がどちらも4cmなので、面積は4×4÷2=8(cm²)。したがって、□×□=8と分かります。半径そのものを求める必要はありません。


半円「イ+ウ」の面積は、□×□×3.14÷2=8×3.14÷2=4×3.14(cm²)。つまり、「ア+イ」と「イ+ウ」の面積は等しくなります。


両方から共通する「イ」を取り除くと、「ア=ウ」です。三角形ABCはAB=AC=4cmの直角二等辺三角形なので、斜線部分の面積は4×4÷2=8cm²です。共通部分を引いて、曲線で囲まれた部分を三角形に置き換えるのが、この解法の着眼点です。


ところで、先ほどの「ある有名な図形」とは、「ヒポクラテスの三日月」のことです。

イとウを、BCに関して対称移動すると、ヒポクラテスの三日月となります。

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